きりばな

きりとはなえの交換日記

7月27日

きりさんこんばんは。

脅しに脅されて、結局Windows10にしてしまいました。ていうかなんか予測変換が勝手に出てきてうっとうしい!笑

富山の図書館ってそんなにおしゃれなんだ!
私は、この間仕事で、小学生が図書館司書の仕事を体験する講座の取材に行ってきました。この間、といって4月か5月だったかな。一緒に裏側に入ったりして楽しかった。私の家から三分のところにある図書館で、小学生の頃はよく通っていました。いたって普通の図書館なんだけど、気づいたら足が遠のいてしまっていたからなんだか新鮮だった。子ども向けの部屋は、なにもかもが小さくて、カラフルで、もし、自分に子供ができたなら小さなころから本を読む習慣をつけさせたいなって思いました。ちなみに、私が記憶している、自分が自発的に読んだ本は「キュリー夫人」だった。よくわかんないんだけど、伝記をよく読んでいたと思う。今やなんの伝記を読んだのか覚えていないけど…キュリー夫人(きゅうりって聞き間違えてたからよく覚えてる)と、ベーブ・ルース(表紙になってた豚みたいな顔が印象的だった)は読んだの覚えてるけど、内容は全く覚えてない!笑 あ、あと、ヘレン・ケラー!完全に「ガラスの仮面」の影響だ…毛利元就も読んだ気がするけど、半分までしか読めなかったのも覚えてる。その後はなんか動物ブームみたいなのがあって、椋鳩十がはやりました。だんだん高学年になってきて、重松清とか石田衣良を読み始めて、中学二年で初めて純文学って言われるようなものに、そう、金原ひとみ綿矢りさ芥川賞をとったのがそのあたりで、そういうのを読むようになった気がする。きりさんは、初めて読んだ本のこととか覚えてますか。

 

教えてくれてありがとう。思い返せば「なんでそんなことで」っていうことはままあるよね。そして、そうやって今少しでも思えるのであれば、少しでもよくなっているのかもしれないね。早く、少しでも、そのつらさが小さくなっていくことを願っています。薬はやっかいなものだね。

最近は、ホルモンバランスを整える薬を飲むのをやめたからか、深夜に泣くのがピタッとなくなったのだけど(そのせいじゃないのかもいしれないけど)、また飲み始めることになってしまって、今から不安。何よりも睡眠不足はお肌がボロボロになってしまうのでいやだな。気持も沈んでるのに、化粧のりも悪いとか最悪以外の何物でもないよね。そろそろお肌の曲がり角だしな~とぼんやり思っています。最近、どこもかしこもハリがなくなってきました…どんより

 

あまぶん、お疲れさま!ツイッターを見ているかぎりだと、きりさんのご本は好評だったようで、私がなぜかうれしかったしほっとしました。売り子さん大変そうだなあ。自分のものだけではなくて、人のも売るからちょっと緊張だね。

 

ここ二週間は仕事がやばかったのと、恋人とうまくいかないのであっという間に過ぎていきました笑 人付き合いは難しい、なんかもう、最近悔しいんだけどこの言葉に尽きるね。幸せだな、楽しいな、って思った後にだいたいひどい絶望とか落胆が待っていて、だからいつも、楽しいとか幸せとか思うことに抵抗がある。褒められても、認めてしまうと、それ以上のものを何かしないといけないのではないかと思うと、うまくうごけなくて、自分に落胆して、の繰り返し。本当はもっと、自分のことだけではなく、外に目を向けなければいけないのだろうとは思うのだけど。でも、それができたら私は私ではないのだろうし、不具合がある自分を自分として認めないといけないのに、と、思います。何の話だろう…笑

 

セブンイレブンの、みかんのかき氷がおすすめです。カップに入ったやつ。

いよいよ梅雨明けして、夏らしくなってくるね。体調には気を付けて。

 

はなえ

7月22日

はなえさん、こんにちは。

今日は、富山市図書館から書いています。この図書館はつい最近できた建物で、ガラス細工の美術館が併設されています。なので、見た目はぜんぜん図書館ではないし、わたしも入ってみるまでここに図書館があるとは知らなかったのですが、なんでしょう、新たな図書館の形みたいなものを模索しているんでしょうか。笑

参院選、行ってきました。選挙の時期は公務員の方々はほんと大変だよなあと思います。開票作業とか、夜通しになってしまいますよね。わたしも政治のことについてはふだんは無頓着なんですが、でも選挙の投票率がもっと上がればいいのになということは思っていて、twitterでもむだに投票を呼び掛けてしまいました。笑 若者の投票率がどうの、政治離れがどうのと言われていますが、やっぱり政治の話は難しくて、安易な発言をしてしまうとすぐ論破されそうで怖いですよね。いろんな考え方の人がいるし、今回の選挙では親とも少し話をしたんですが、あれっ、話、合わないな…?とも思ったり。笑 意見が合う合わないもはっきり出てしまう話題だと思うので、余計に話しづらいのかも。次は東京都知事選がありますね。これこそ都民ではないので高みの見物になってしまいますが……。

 

わたしが休んだ理由はねえ、昨年末がすごく元気で、気持ちが高ぶって眠れなかったり、そういう日が数日間続いたのだけど、年が明けてからだんだんひどく「疲れたな」って思うようになってきて、何も手につかなくなってしまったり、夜おそくに帰ってきてひとりで泣いたり、外に出る気力すらもなくなってしまって、で、3月に入って「あっ、もう無理」って思い至って、休ませてもらうことにしたのです。こうして書いてみると、自分でもあれっ、そんだけのことか…?と思ったりするんですけど、そのとき書いてた日記読み返したらひたすら「死にたい」としか書いてなくて、これはたしかにやばい人だなと思いました。笑 実家に帰ってきて、こっちでも心療内科にかかっているのですが、そこではじめて双極性障害の気があるのでは?と言われました。簡単に言えば躁鬱ですね。わたしは特に何か理由があって落ちたわけではなかったことと、すごくイライラしたりもすることで、そういうふうに言われたのだけど。でも休み始めた時期と比べたらずいぶん元気になった気もするし(まだ動けない日もあったりするけど)そろそろ会社に戻りたいのですが、医者と親が許してくれません…。

心療内科はね、自分が行きたいなって思えば行けばいいと思うのです。ただ、心療内科に行くと薬を出されるんですけど、これがあとあと少し厄介になってくるかも。というのも、わたしも最近薬の量を減らしたんですけど、それによって離脱症状というか禁断症状みたいなものが出て、先週はほんとベッドから動けなかったです。耳鳴りとか眩暈とか、あとは憂鬱とか。そんな薬服用させんなよって感じなんですね笑 なので、もし心療内科にかかろうかなと思っても、カウンセリングとか、薬に頼らない方向でいいふうに持っていってくれたらなーって思います。わたしは昔からなんでも薬に頼ってしまうたちなのですが、このときばかりは薬って、怖いなと思いました。笑

なので、わたしは異動してからは特に仕事いやだなとかも大して思っていなくて(思ってはいたけど人並みだったと思う)はなえさんのお気持ちは究極わかってあげられないのだけど、どんな方法であれ、はなえさんが安心して過ごせるようになってくれたらいいなあと思ってます。わたしは、仕事は最終的に自分を助けてくれるものではないって人から言われました。

 

先日、あまぶんのお手伝いをするために大阪に戻りました。あまぶん、どれだけ人が入るか全然読めなくて、にゃんしーさんがあれだけ頑張っていたのに閑古鳥だったらどうしようとめちゃくちゃ心配だったのですが、蓋を開けてみればそういうこともなく、みなさん売り上げは上々だったみたいです。わたしは委託ブースの書店員をやったのですが、自分の本を売るわけではない分超気が楽でした。(いや自分の本もあったんですけど)本屋さんの気持ちがすこしわかったような気がします。ポストカードの売れ行きも好調でしたよ。

今日はこれから新人賞に出す原稿を書きます。「これ、ほんとは面白くないのでは?」みたいなことをささやく悪魔は本当にどうにかしたいですね。笑

 

きり

7月12日

きりさん、こんばんは。

参議院選挙、投票されましたか?って、されていましたね。私は一日投票所にいて、選挙の事務をしていました。朝の6時半に集合して、大体夜九時ぐらいまで。その後、開票事務がある人は日付変わるぐらいまでやっていたみたい。通常選挙だから仕方ないけど、お金の無駄だなあとつくづく思う今日この頃です。

私は公務員だけど、政治の話にあまりにも無頓着すぎて、自分でも不安になるんだけど、向上心もないので、結局無頓着のまま、政治の流れを横目に、メシにならないことで悩んで一生を終えてしまいそうです。最初からなんかローだな!(笑)

厳選された言葉、というのは、でも、長い時間をかけて生み出すものがそうかっていうことでもないし、私は思いついたときに、思うがままにかけるのって素敵だと思います。そういうものの方が、面白い気もする。筆が乗る、という状態なのかな。

 

仕事は、そうだね、仕事の内容自体が嫌ではないのだけど、職場ではたと泣きそうになるっていうか、急な無力感に打ちひしがれたりしてしまうかな。3月4月は忙しかったのも相まって、毎日寝れなくて泣いていたように思う。今は、そんなことはないけど、いつも疲弊感が自分に付きまとっていて、なんだかすっきりしないや。
こんなことを聞くと失礼かもしれないし、言いたくなければいいのだけど、きりさんが休むきっかけや、心療内科にかかるきっかけってそんな風だったのかなってちょっと気になりました。自分がどうとか、そこまで(これも失礼なのかな)深刻に病んでいるとは思っていないんだけど、少しでも解決できそうなら、そういうところに行ってみるのもいいかなってちょっと思っているところ。
ただ、もう駄目かもしれないってときほど、仕事は忙しくて絶対休めない時期なんだよね。不思議。今は少しそこを脱出しているから、安定しているつもりなんだけど、不意なことですぐに崩れてしまうから、見えないくせに、心ってすごく厄介なものだね。
休日出勤が多いのは、どうしても部署の特性上仕方がないことだし、少し前までは平気でこなしていたのに、年を取ったのかな…(笑)
私がこんなんだから、恋人とも家族とも不和状態って感じで全部うまくいかなくて、また、へんな倦怠感みたいな。悪循環!

結婚か~
確かに、したいと思えるときにしたいと思える人がいる、タイミングがそろえばだよね。人生なんでもタイミングなんだろうなってすごく思う。結局。
最近やっと結婚したいかもって気持ちが芽生えてきたけど、でも、したらもう一生その人と一緒にいるのか、とも思ってしまって、人生の大勝負みたいな感じだよね(笑)

 

はー、いつも以上に取り留めもなく話してしまった。ごめんなさい。

今日は、苦手な上司がいなかったので気楽に仕事ができました。

 

はなえ

7月7日

はなえさん、こんにちは。

今日は七夕ですね。7月に入って一気に暑くなったような気がします。今年の夏は暑いみたいです。愛知も暑そうだなあ……魚津も暑いです。笑 熱中症には気を付けて!

 

書くのが速いというのは結構昔からよく言われることなんですが、自分では全然わかってないです。速いのかな……?わたしは結構、かなり感覚とそのときの勢いで書いてしまうところがあるので、あまりよく考えて文章と向き合っていないのかもしれない。わたしはもっと、厳選された言葉を書いてみたいのだけれど。笑 でも、冒頭1ページ書いてそこから先出てこないというのはわかる気がします。わたしも1ページ書いた時点で最初の飽きが来ます。自分の中から言葉を出そうとする動きはとても疲れますよね。休み休み、力んでいきましょう。笑 すっきり!な日が来るといいですね。笑

 

そうそう、はなえさん最近とてもしんどそうで、twitterでも心配になってしまいます。仕事って、あるときとつぜん嫌になったりとか、そうでなくても知らないうちにどこかが蝕まれていって突然爆発したりとか、そういうことが起こるものだと思います。わたしも去年の春くらいに異動する先輩の送別会でなんの前触れもなく号泣しちゃったりとか、ありましたよ。わたしはそのときまで仕事に対してマイナスな感情とか持っちゃいけないって自分で思ってて、そんなふうに爆発するまでほんとに気づかなかったんですよね。泣いてはじめて、ああわたし今の場所いやだったんだなあ……とわかりました。今は異動したのでそのときとは違う部署にいるんですけど。なので、仕事には期日もあるしときにはいろんなことに優先してやらなきゃいけないというのももちろんあるのですが、最後には自分のことを大事にしてあげてほしいなと思います。休んでるわたしが言えることでもないですが……

何か、気晴らしになるようなことがあればいいですね。毎日の中で、ちょっとしたことでもいいから。仕事の帰りにおいしいものを食べたり、どこかへ寄ったり、平日は疲れてそれどころじゃないかもしれないけど、せめて休日くらいはゆっくりしてほしいなあと思います。はなえさん、休日出勤も多いからやっぱり心配です。

 

今日は、またtwitterで知り合った人(富山在住)が魚津にあそびにきてくれました。結婚は、好きな人ができたらそのとき考えればいいけど別に好きな人がいないならむりにするもんでもないよね、という話をしました。笑 その人は既婚者なのですけど。わたしが今恋愛していないのもあるけど、年々結婚は面倒だな…しなくていいな…という考えにシフトしつつあるような気がします。わたしは自分のお金でマンションを買って、猫と暮らすのが夢です。笑

 

きり

6月27日

きりさん、こんばんは。
毎日じめじめしたりしていますね。朝夕は涼しいのに、昼間は暑いから風邪を引きそう(といいつつ、こういう天候の変化で風邪を引いたことってあんまりないんだよね…丈夫な体が憎い)。誕生日のメッセージ、ありがとう。

 

愛憎のこもったもの、凡人としては羨ましいなあと思ってしまうよね。そういう劇的なものがないと、人生実りがない気もしてしまう。堅実な人生がダメとか、起伏がない人生がダメとか、そういうことじゃないんだけどね、やっぱり人はどうしたってドラマチックなものに惹かれてしまうのだろうなと思います。

 

小説、きりさんは書くのがとっても早いよね!すごい。それであんだけの文章が書けるのだからますますすごいと思う。確かに、そういうペースで書いていて、筆が少し止まってしまうと、不安になるのも、わかる気がします。私は最近全然書いてないなあ。書きたいなと思って、冒頭1ページとか書くんだけど、そこから、ラストまで書けると思うんだけど、全然文章が出てこなくてね。便秘みたいな感じ(笑)出たらすっきりするのはわかってるんだけど、力み方がうまくできないみたいな(笑)汚い話でしたすいません(笑)

 

せっかく交換日記なので、日々のよしなしごとを書こうと思っているんだけど、前も言ったけど仕事がいやでいやでしょうがないので、仕事場でのことって帰ってくると忘れちゃうんだよね…。今日は月曜日でなんだか疲れたので定時で颯爽と帰ってきたのだけど、早く家に帰ってもやることないな、と思って、積読本を横目にごろごろしてたらこの時間でした。あ、今、21:16です。

4月、いや、3月からもうずっといやだいやだと言い続けて、もう6月だし組織人としては諦めて、今ある場所でやるしかないっていうのはわかってるんだけど、どうしても、どこか、体の、というか、心のコアな部分が言うことを聞いてくれなくて、無表情になってしまう。心が、そして、顔も。

去年まではちゃんと仕事してたわけだしこんなに嫌だと思うこともなかったし、新しい環境に慣れないから嫌だ、っていう、一種のわがままなんだろうけど、私はどうしても感情優先になってしまうから、ひとつそういうつっかかりがあると全てがダメになってしまうタイプなんだと、今更ながらに思いました。拒否反応なんだろうな。

いや、こんな、暗い話をしたいわけじゃないんだよ。いや、別にしたいとも思うけど(笑)

 

耽美リプライだっけ?リライトだっけ?きりさんのモチーフ、すごい妖艶だね。すごく耽美って感じ。うーん、私かけるのかな~。一行だけ書いてもう手が止まってる(笑)

冬頃まで時間くださいって言ってるし、ぼちぼちかな。さきに大阪文学フリマの準備をしなきゃです。きりさんはしばらくお休みなんだよね。また、どこかのイベントで会えるといいなあ。私が続けていたら…

 

私は絶対に引きませんが、風邪など気を付けてね。

6月21日

はなえさん、こんばんわ。

もうすぐ日付が変わってしまう...日付が変わる前にこの日記を書き上げたいと思います。

 

誕生日は、この1年でtwitterの知り合いがすごく増えたので、いろんな人にお祝いしてもらえました。twitterの人付き合いも煩わしいなーとよく思うんだけど、こういうときだけは知り合いが多くてよかったなって思う。笑 現金なやつです。はなえさんのお父さんも、お誕生日おめでとうございました。

でも、年を取るごとに誕生日の実感がなくなっていくというか、25と26はそんな変わらんっていうのもすごくわかります。何も、変わっていない。笑 どんどん日々がうすく引き伸ばされていって、なんか、密度がうすくなっていく感じがします。子供の頃はいろいろ人生の発見みたいなのも多くて、その分日々にいろんなことが起こって、充実してたのかな。今では毎日がルーティンワークみたいになってしまって、ちょっと気を抜くとすぐ一週間とか一ヶ月とか経ってしまうよね。

そして、ブログも見てくれてありがとう...!なんだかとても恥ずかしいです。好きが先行しすぎてあんまりまとまりなく書いてしまったなと思うのだけど、やっぱり読んでくれる人がいると気持ちも引き締まるっていうか、細くてもいいから続けていこうって気持ちになりますね。小説も同じことなんだけど。わたしの好きなことって言ってもそこまで多趣味な方ではなくて、歌と映画と小説で生きてるようなもんだから笑 もっとスポーツとかできたらよかったなあと思うんだけど、いかんせん本当に運動ができないもので...。

愛憎入り混じった経験、でもわたしはないならないでいいと思うんですよね。無理してやった経験があるからどうっていうわけでもないし。死ぬほど悔しいことも悲しいことも、できればないほうがいいんじゃないかなって思ってしまう。笑 わたしは演劇についてはとても愛も憎もふかいけど、でも同じ演劇やってる人に対してその愛憎を絶対持てとも全然思わないし、たのしいことはたのしいままでいてくれって思う。結局愛憎を持っちゃうと、自分がそれを持ってることに耐えられなくて離れていっちゃうものだとわたしなんかは思います。なんか、演劇は小説への思いとは全然ちがってるんですよね。小説はまだ悔しいこともあるけど続けようかなって気になる。違いがどこにあるのか自分でもわからないんですけれど。

 

ということで、小説はひとつ書き上がりました。今回書いたのは、まさにすこし不思議なお話で、医療が発達しすぎて生きてるよりも死ぬことが難しくなって、あえて死を選ぶことが金持ちの贅沢みたいになった、倫理観が逆転してしまった世界のことを書きました。その中で、不治の病にかかった恋人を前にどうするのかっていう...死なせるのかどうするのかという。わたしはSF小説のなかに自分がふつうに使っているものが登場しても全然かまわない派で笑、むしろ自分と変わらない生活をしてるのに何かが倒錯してたり逆転してたりする小説に惹かれます。自分と変わらない生活をしている分、そこにある異質なものが際立つような気がして。

今度は、エレクトラのノベライズ(秋に卒論を本にするつもりで、それに収録しようかなと思ってるところ)と、賞に出す小説を進めようかなという感じ。9月末にもひとつ〆切がある賞があって、時間もあるし、わたしの好きな作家の川上未映子が審査員をしてるっていうのもあって、こっちに先に応募しようかなあと思ってるところです。中学生のへたくそな恋愛話を書くつもりだよ。

耽美リプレイ、谷崎オマージュみたいな感じなんですね!すてき。わたしは耽美といっていちばんに思いついたのがオスカーワイルドで、ドリアン・グレイの肖像って小説があるんだけど、それにちなんだというか、それに沿った物語にしようかなあと思ってるところ。百合で。美大生と、ヌードモデルでやってきた美女のアダルトな話を書こうかと。笑 あの耽美アンソロジーは、わたしも一体何を耽美と呼ぶのかわからなくなった。笑 あんまり耽美という概念も意識はしてなかったんだけど...

 

最近はまた天気が崩れ始めました。

九州でもすごい雨が降ってるね。わたし、雷がほんとうのほんとうにだめな人間なので、ニュースで雷がぴかぴか光ってる映像見るたびに「うわあ絶対むり...」と思ってます。雷は、いくつになってもだめです...。

 

きり

6月13日

こんばんは。

そして過ぎてしまったけどお誕生日おめでとうございました。26歳だねえ、アラサーだよね。お祝いしてもらいましたか?私も26歳になったとき、自分ではアラサーだなあと思ったけど、案外周りからなんやかんや言われることはなかったかも(笑)
ちなみに今日は父の誕生日で、彼は63歳になりました。63歳にしては結構若く見えるうちの父親なんだけど、先日、姉が子どもを産んだのでおじいちゃんになってしまいました。
誕生日を迎えると、だけど、毎回変化のなさに気付いてびっくりする。年は取るけど、成長するスピードが遅くなったんだなって思う。なんだか、5歳と6歳の精神性は確実に違うと思うし、19歳と20歳は確実に違ったと思う。だけど、25歳と26歳はなんかあんまり違わなくて、26歳と27歳もたぶん全然違わない。ただ、自分がどう考えるだけ、なんか人生、全部そうなんだなって、なんか、寂しくて、不思議だ。

無事、MET行けたようでよかったです。レビューのブログ、すごくよかったです。やっぱり、好きなものや思い入れの強いものを書くときってすごく洗練されるんだね。きりさんが好きなものについて書いた文章を、もっと読みたいなと素直に思いました。
それに、同じ境遇(というとなんか仰々しいかな)の人と話ができるのも、また、いいよね。陳腐な言い方だけど自分だけではないんだっていう気持ちは、自分の心根を落ち着かせる大切な実感だと思う。それがまあ、悪口であれ笑
きりさんにとって、演劇や小説、つまりやっぱり「創作」というか、自分の考えていることを表現すること、視認化すること、具現化することっていうのは、とても大切なんだね。愛しさ余って憎さ100倍ではないけど、思い入れが強いからこそっていうのはあるんだろうなあ。思いが強いことは、自分を苦しめるけど、根幹だしね。
愛憎入り混じった経験か……あまりないかも笑 まあ、小説はそうかも。愛憎っていうか、別に憎んでないな……ただ、なんでこんなつらい思いまでして書かなきゃって思ってんだろばからし、でも、スキ、みたいななのはあったかな。
私はおそらく今まで、そんなに大きな挫折を味わったことがなくて、客観的に見たら至極円満にここまできているんだけど、それが結構コンプレックスです。だからすごく打たれ弱くてね、死にもの狂いで頑張るとか、そういうのができないからいつもどこか、誰かに対してなのかわかんないけど後ろめたさがすごくある。努力の閾値が低い。

金沢文フリ、お疲れ様でした。収穫はありましたか?

小説、また少しずつでもかけるのであればよかった。そうやってまた書きたいことがでてきて、書けなくなったりして、の、繰り返しなんだよね。きっと。その足掻きやもがきが多いほど、良いものも書けるのかもしれないし、もう本当に書けないのかもしれないし、そこは自分の思うままにやってみて。なんてえらそうに笑
私が書くのは、すごく正確に言えば純文学ではないだろうよ。
ディストピア系、か、SF(すこしふしぎ)みたいな感じ?私、駄目だなーと思うんだけど、なんかSFってすごい世界観大切じゃない、すごく。だけど、なんだろう、その世界はSFの世界であって、私たちが生きる現実世界とは別なわけだから、なんだろう、こう、SFの世界にあるものが私たちの現代社会と同じものが出てくるとなんかこう突然に白けてしまうというのだろうか…だから、読む方はまだいいんだけど(それが気にならないぐらい面白ければ)、書くのは絶対できないなと思ってしまう、想像力なくてね…創作者たちに寛容になれないのが目下の悩みです。
賞に応募、また頑張ってね。お手伝いできることがあればしますので気軽に声かけてね。

そうそう、耽美、お誘いいただいてね。まだなーんにも考えてないんだけどとりあえず足フェチの話にしようかなと思っています。あの耽美アンソロ読んだとき、私が考えている耽美が全く違ったから衝撃が強くて、ほとんどよくわかってない笑
で、とりあえず私は耽美=谷崎潤一郎=フェチズムみたいなイメージで、わかりやすいかなと思って足フェチに。
きりさんはどんなやつになる予定?

 

紫陽花の写真、送ろうと思ったんだけどうまくとれなかった。
まだまだ長く楽しめるので、今度日記を書くときに一緒にはろうかな。
雨が降ったり晴れ間が続いたり、変な天気で後輩が風邪を引きました。きりさんもきをつけてね。