きりばな

きりとはなえの交換日記

6月10日

はなえさん、こんにちは。

何だかんだでわたしも書くのが遅くなってしまいました。もう6月ですね。関東はもう梅雨入りしたみたいだけど、こっちは今日はだんだんいい天気になってきました。

先週、誕生日を迎えて26歳になりました。26!弟にもアラサーだと指をさされ、もうこの年になると誕生日もあんまりうれしいものではなくなっていくなあと実感しました。笑 でもそう思うのと同時に、いろんな人からお祝いしてもらえるのでそれは嬉しく、不思議な感じでした。今年は自分への誕生日プレゼントとして、5日に東京に出向いて大好きなエレクトラを観に行ってきました。映画館でオペラを観るっていう企画みたいなのがあるんですよね。それに行ってきました。それでtwitterで知り合った人と一緒に行って、いろいろお話もしてきたんだけど、その人もわたしも過去に演劇をやっていたことがあって、演劇コミュニティの悪口に花が咲いてしまいました。笑 久しぶりに演劇の話をしたけど、わたしにとって演劇は今では愛憎が入り混じるもので、手放しに好きって言えないものなんですよね。大学時代に演劇を取るか勉強を取るかで悩み、結局演劇の方から離れてしまったっていう経験があって、最後までできなかった、諦めてしまった、もっと頑張れたんじゃないかって今でも思うから、大学時代演劇部で一緒だった人たちが今も演劇をやっていたりするとすごい気持ちになる。うらやましいし悔しいし、腹が立つし...今思えば、演劇はわたしにとって最大の挫折を味わったものかな。そういえばおとつい心療内科ではじめてカウンセリングを受けてみたんだけど、この話をしたら選ばなかった方じゃなくて選んだ方に目を向けろって言われたな。笑 はなえさんにはそういう経験ありますか?何かに愛憎入り混じった経験とか。笑

はなえさんの誕生日ももうすぐですね。ふだん頑張っていらっしゃるから、せめて誕生日だけでも自分に甘く、甘く、おいしいものとかいっぱい食べてくださいね。もうすぐといえば、日曜に金沢文フリがあります。短歌の本とか欲しいし行きたいなとは思ってるんだけど、いかんせんイベント自体が苦手というか、苦手な人がいたりとか笑、いつものごとく、意欲がありません。

 

書くっていうことに対して、自分がどうしたいかが問題っていうのはすごくわかる。結局のところ、そうなんですよね。どれだけ書けない書けないって思ってても、自分が書きたいって思ってるんだったらそっちに目を向けるしかない。とはいえ、最近ようやく書く意欲が少しではあるけど戻ってきて、休み休み、めちゃくちゃペース遅いけど短編を書いています。ちょっとしたファンタジーというか、ディストピア系短編かな。才能ないなあ下手だなあとか思いながら書いてる。笑 はなえさんみたいに純文学突っ走ったものとか書いてみたいんだけど、やっぱり才能はないみたい...。とはいいつつ、来年3月の賞の公募とかにはまた出したいなとは思っているので、そんなに長い間書けないモードに入っててもだめだなということで、書いてるかな...。

そういえば、ゆらさんからちらっと聞いたんだけど、はなえさんも耽美小説のリライト企画に参加されますか?じつはわたしもお声掛けいただいているのだよね。わたしは今書いてる途中なんだけど、はなえさんはどんな小説書かれるのかなあと気になっているところです。

 

おうちに紫陽花が咲いてるっていいな!わたしはいちばん好きな花が紫陽花なのでとてもうらやましいです。わたしの家には何も咲いてません。笑

最近家にいるときはついつい寝て過ごしてしまうので、今日はこれからコーヒーでも飲みに行こうかなと思います。