きりばな

きりとはなえの交換日記

7月22日

はなえさん、こんにちは。

今日は、富山市図書館から書いています。この図書館はつい最近できた建物で、ガラス細工の美術館が併設されています。なので、見た目はぜんぜん図書館ではないし、わたしも入ってみるまでここに図書館があるとは知らなかったのですが、なんでしょう、新たな図書館の形みたいなものを模索しているんでしょうか。笑

参院選、行ってきました。選挙の時期は公務員の方々はほんと大変だよなあと思います。開票作業とか、夜通しになってしまいますよね。わたしも政治のことについてはふだんは無頓着なんですが、でも選挙の投票率がもっと上がればいいのになということは思っていて、twitterでもむだに投票を呼び掛けてしまいました。笑 若者の投票率がどうの、政治離れがどうのと言われていますが、やっぱり政治の話は難しくて、安易な発言をしてしまうとすぐ論破されそうで怖いですよね。いろんな考え方の人がいるし、今回の選挙では親とも少し話をしたんですが、あれっ、話、合わないな…?とも思ったり。笑 意見が合う合わないもはっきり出てしまう話題だと思うので、余計に話しづらいのかも。次は東京都知事選がありますね。これこそ都民ではないので高みの見物になってしまいますが……。

 

わたしが休んだ理由はねえ、昨年末がすごく元気で、気持ちが高ぶって眠れなかったり、そういう日が数日間続いたのだけど、年が明けてからだんだんひどく「疲れたな」って思うようになってきて、何も手につかなくなってしまったり、夜おそくに帰ってきてひとりで泣いたり、外に出る気力すらもなくなってしまって、で、3月に入って「あっ、もう無理」って思い至って、休ませてもらうことにしたのです。こうして書いてみると、自分でもあれっ、そんだけのことか…?と思ったりするんですけど、そのとき書いてた日記読み返したらひたすら「死にたい」としか書いてなくて、これはたしかにやばい人だなと思いました。笑 実家に帰ってきて、こっちでも心療内科にかかっているのですが、そこではじめて双極性障害の気があるのでは?と言われました。簡単に言えば躁鬱ですね。わたしは特に何か理由があって落ちたわけではなかったことと、すごくイライラしたりもすることで、そういうふうに言われたのだけど。でも休み始めた時期と比べたらずいぶん元気になった気もするし(まだ動けない日もあったりするけど)そろそろ会社に戻りたいのですが、医者と親が許してくれません…。

心療内科はね、自分が行きたいなって思えば行けばいいと思うのです。ただ、心療内科に行くと薬を出されるんですけど、これがあとあと少し厄介になってくるかも。というのも、わたしも最近薬の量を減らしたんですけど、それによって離脱症状というか禁断症状みたいなものが出て、先週はほんとベッドから動けなかったです。耳鳴りとか眩暈とか、あとは憂鬱とか。そんな薬服用させんなよって感じなんですね笑 なので、もし心療内科にかかろうかなと思っても、カウンセリングとか、薬に頼らない方向でいいふうに持っていってくれたらなーって思います。わたしは昔からなんでも薬に頼ってしまうたちなのですが、このときばかりは薬って、怖いなと思いました。笑

なので、わたしは異動してからは特に仕事いやだなとかも大して思っていなくて(思ってはいたけど人並みだったと思う)はなえさんのお気持ちは究極わかってあげられないのだけど、どんな方法であれ、はなえさんが安心して過ごせるようになってくれたらいいなあと思ってます。わたしは、仕事は最終的に自分を助けてくれるものではないって人から言われました。

 

先日、あまぶんのお手伝いをするために大阪に戻りました。あまぶん、どれだけ人が入るか全然読めなくて、にゃんしーさんがあれだけ頑張っていたのに閑古鳥だったらどうしようとめちゃくちゃ心配だったのですが、蓋を開けてみればそういうこともなく、みなさん売り上げは上々だったみたいです。わたしは委託ブースの書店員をやったのですが、自分の本を売るわけではない分超気が楽でした。(いや自分の本もあったんですけど)本屋さんの気持ちがすこしわかったような気がします。ポストカードの売れ行きも好調でしたよ。

今日はこれから新人賞に出す原稿を書きます。「これ、ほんとは面白くないのでは?」みたいなことをささやく悪魔は本当にどうにかしたいですね。笑

 

きり