きりばな

きりとはなえの交換日記

6月13日

こんばんは。

そして過ぎてしまったけどお誕生日おめでとうございました。26歳だねえ、アラサーだよね。お祝いしてもらいましたか?私も26歳になったとき、自分ではアラサーだなあと思ったけど、案外周りからなんやかんや言われることはなかったかも(笑)
ちなみに今日は父の誕生日で、彼は63歳になりました。63歳にしては結構若く見えるうちの父親なんだけど、先日、姉が子どもを産んだのでおじいちゃんになってしまいました。
誕生日を迎えると、だけど、毎回変化のなさに気付いてびっくりする。年は取るけど、成長するスピードが遅くなったんだなって思う。なんだか、5歳と6歳の精神性は確実に違うと思うし、19歳と20歳は確実に違ったと思う。だけど、25歳と26歳はなんかあんまり違わなくて、26歳と27歳もたぶん全然違わない。ただ、自分がどう考えるだけ、なんか人生、全部そうなんだなって、なんか、寂しくて、不思議だ。

無事、MET行けたようでよかったです。レビューのブログ、すごくよかったです。やっぱり、好きなものや思い入れの強いものを書くときってすごく洗練されるんだね。きりさんが好きなものについて書いた文章を、もっと読みたいなと素直に思いました。
それに、同じ境遇(というとなんか仰々しいかな)の人と話ができるのも、また、いいよね。陳腐な言い方だけど自分だけではないんだっていう気持ちは、自分の心根を落ち着かせる大切な実感だと思う。それがまあ、悪口であれ笑
きりさんにとって、演劇や小説、つまりやっぱり「創作」というか、自分の考えていることを表現すること、視認化すること、具現化することっていうのは、とても大切なんだね。愛しさ余って憎さ100倍ではないけど、思い入れが強いからこそっていうのはあるんだろうなあ。思いが強いことは、自分を苦しめるけど、根幹だしね。
愛憎入り混じった経験か……あまりないかも笑 まあ、小説はそうかも。愛憎っていうか、別に憎んでないな……ただ、なんでこんなつらい思いまでして書かなきゃって思ってんだろばからし、でも、スキ、みたいななのはあったかな。
私はおそらく今まで、そんなに大きな挫折を味わったことがなくて、客観的に見たら至極円満にここまできているんだけど、それが結構コンプレックスです。だからすごく打たれ弱くてね、死にもの狂いで頑張るとか、そういうのができないからいつもどこか、誰かに対してなのかわかんないけど後ろめたさがすごくある。努力の閾値が低い。

金沢文フリ、お疲れ様でした。収穫はありましたか?

小説、また少しずつでもかけるのであればよかった。そうやってまた書きたいことがでてきて、書けなくなったりして、の、繰り返しなんだよね。きっと。その足掻きやもがきが多いほど、良いものも書けるのかもしれないし、もう本当に書けないのかもしれないし、そこは自分の思うままにやってみて。なんてえらそうに笑
私が書くのは、すごく正確に言えば純文学ではないだろうよ。
ディストピア系、か、SF(すこしふしぎ)みたいな感じ?私、駄目だなーと思うんだけど、なんかSFってすごい世界観大切じゃない、すごく。だけど、なんだろう、その世界はSFの世界であって、私たちが生きる現実世界とは別なわけだから、なんだろう、こう、SFの世界にあるものが私たちの現代社会と同じものが出てくるとなんかこう突然に白けてしまうというのだろうか…だから、読む方はまだいいんだけど(それが気にならないぐらい面白ければ)、書くのは絶対できないなと思ってしまう、想像力なくてね…創作者たちに寛容になれないのが目下の悩みです。
賞に応募、また頑張ってね。お手伝いできることがあればしますので気軽に声かけてね。

そうそう、耽美、お誘いいただいてね。まだなーんにも考えてないんだけどとりあえず足フェチの話にしようかなと思っています。あの耽美アンソロ読んだとき、私が考えている耽美が全く違ったから衝撃が強くて、ほとんどよくわかってない笑
で、とりあえず私は耽美=谷崎潤一郎=フェチズムみたいなイメージで、わかりやすいかなと思って足フェチに。
きりさんはどんなやつになる予定?

 

紫陽花の写真、送ろうと思ったんだけどうまくとれなかった。
まだまだ長く楽しめるので、今度日記を書くときに一緒にはろうかな。
雨が降ったり晴れ間が続いたり、変な天気で後輩が風邪を引きました。きりさんもきをつけてね。