きりばな

きりとはなえの交換日記

3月31日

はなえさん、こんにちは。

もう3月も終わりですね。去年の3月から、あっという間に時間が流れていったような気がします。年々、一年を感じるスピードが速く短くなっていきます。新年度に向けて、やっぱりばたばたしていますか?なんだかtwitterでも忙しそうだったから...何か、しんどいことがあったら早めに周りの人に頼ってでも、自分を大事にしてあげてくださいね。ちなみにわたしは今日も身体がだるく、さっきまでずっと寝ていました。こんな日々の連続で、本当に会社に復帰できるのか?というか、事実、お休みをいただく期間がもう少し長くなりそうです。わたしよりも親がすでにそのつもりでいるのが、なんだか変な感じです。

 

創作畑にはおかしい人が多いってこと、もう、すっごく同感です。なんかこれ、わたしが名古屋に遊びにいったときもこの話題で盛り上がったような気がしますね笑 なんだろう、みんな「書いてる自分」に酔いすぎっていうか、なんでそう自分の創作のことや書くってことに対する自分のスタンスだったりとか、飽きもせず、恥ずかしげもなくつぶやけるんだろうって思います。もっとみんな今日こんなことがあったとかこんな映画を観たとかこんな本を読んだとか今日こんなものを食べたとか、そういうことを話したらいいのにっていつも思う。そして、そういう人たちの自分の創作語りや「書くこと」談義は往々にして内容がしょうもないよね。つまんないんです。だからわたしも、そういう人たちと自分が一緒にされてるって思うと強烈に嫌な気持ちになるし、そう見られたくないなって思います。もう意地でも創作のことなんかつぶやくかって思ってる笑 でも、自分の本を少しでもいろんな人に読んでもらうためにはそれなりに宣伝も兼ねた創作語りも必要っちゃ必要なのかな...とたまにジレンマに苦しめられます。でも、いろんな人に読んでもらうといってもしょせんtwitterの中だけだと創作畑の人たちだけがターゲットになってしまうし、わたしがやりたいのはもっと広い範囲の、創作畑じゃないような人たちにも本を読んでもらうことだから、何かもうどうしたらいいんだろう?って日々感じてるところ。創作畑の人たちはお互いに作品を読み合って感想言い合ってちやほやし合ってるところはあるし、それも狭い世界だよなあと思います。いつでも、違う視点があるってこと、わたしはただの会社員でひとりの25歳でしかないってことを忘れたくないなーと思います。名古屋でも盛り上がったけど、この話はきっと尽きることを知らないね笑 またはなえさんと会ってお茶をしながらこういう愚痴の言い合いを何時間でもやりたいです。それくらい、わたしは創作畑の人に憤っている。笑 イベントに出ることも、それによって「ああこの人にもこの人にも挨拶に行かなきゃ...」ってなるのが本当に嫌です。何しにイベント来てるんだよっていう。笑 だから5/1の東京文フリが終わったらわたしもイベントに参加することをしばらくやめたいなって思ってるんだけど、でもイベントに出なかったら在庫は出て行かないから、結局何だかんだで出そうだな...でも、BLジャンルで出るのはこれが最後かなと思う。笑 はなえさんも前に感想の中で「BLじゃなくてもいい」って言ってくれてたもんね。今度からは、純文学で出てみようかなあ?って、こっそり計画を練っているところです。結局出るんだな、自分の本好きだから。笑

 

「大事な人に大事な悩みは話せない。それは大事な人に関する悩みだから」っていうの、すごくよくわかります。そのお友達、すごいと思う。結局人間関係ってどこかでいちどヒビが入ってしまうとあとは割れるしかないのかもしれないですね。笑 少なくとも、わたしの人間関係はいちどヒビが入ってしまうとその時点でアウトになってしまうところがあります。わたしもはなえさんと同じで白黒つけたいタイプに近いから、結構一方的に切ったりとかよくやります。もとに戻った友達、今までいただろうか...?ってかなり真剣に思い返さないと出てこない感じ。わたしの人間関係、毎日が賭けに近いですね。いつどっちが地雷を踏むかわかんない、そして踏んでしまったからにはもう離れるしかない、みたいな。笑

別れた恋人への未練は、今は全然ないです。女は上書き保存、男は名前をつけて保存ってよく言うけど笑、わたしも今まで付き合ってきた人ともう一回より戻したいとは全く思わないな!でも音信不通になるかどうかはその人次第かなってところがあります。留学前に2年付き合った人は、別れ方が結構ひどくて、わたしが留学から帰国して、その1年間の経験があるから「なんだ、わたしひとりでも案外生きていけるんじゃん」ていう考えになってしまって、その人と付き合い続ける意味が自分の中でなくなってしまったんですね。それで、再会したときに「これからどうしたいの?」って聞かれて、素直に「しばらくひとりでいたい」ってことを伝えたら彼がブチ切れてしまって笑 なにを1年外国に居ただけで自分が成長したような気になってんの?みたいなことを延々と言われ、わたしはひどく傷ついてしまって、でもそのおかげでああそんなこと言うんだったらもうこの人とはいいやってあっさり未練も何もかもなくなって別れることができたかな。その人とは今は音信不通です。そんなひどいこと言う人とはもう何も話すことはないので。その次に付き合った彼は浮気疑惑があってわたしの方から別れてしまったんだけど、この時は結構わたしの方に未練がありました。でも、そのあともう一回会ってきちんと話して別れたら、大泣きしたけどすっきりした。だから今でもふつうに連絡取るし、会えば話します。また友達に戻ったような感じですね。でも、この人とは付き合うっていうのではなく、友達って関係でいるのが一番いい形のような気がしています。だから、あるべき姿に戻ったなというか、そんな感じ。

そうかー、近ければ近いでいろんな悩み事があるのですね。それは内緒にしてるからそうなんじゃないかな。職場公認だったら、あんまり疑心暗鬼になることもないと思いますけどね。だけど難しいよね、いざ周りに打ち明けるとなるといろんな心のハードルがあるだろうし。でも、顔色が気になっちゃうって、はなえさんすごく優しいんだなって思う。わたし、本当に人の気持ちがわからないので笑 付き合ってたときも、顔色気にはするけど何かしてあげようって思ったことないかも(笑...いごとじゃない)彼の顔色に一喜一憂したりとか、ああ、恋愛だなあって思います。わたしはもう数年そんな気持ちを感じていないので、うらやましいような懐かしいようなです。あと、結婚願望はあるにはあるけど、でもひとりが好きとも思うので、このまま結婚せずに人生を終えそう。笑

 

一昨日に、ビタミンの点滴を受けたあと、親がチケットを取ったコンサートに行ってきました。ビルボードクラシックコンサートっていう、オーケストラの伴奏と歌手という形でした。本当は両親が行くつもりでチケットを取ってたんだけど、父の気が急に変わり、わたしと母で行ってきました。なんと最前列!歌手が目の前で歌ってるのを見て、ああやっぱり芸能人はすごいな顔がちっちゃいなと笑 しみじみ感じました。中島美嘉とか、玉置浩二とかが出演していました。でも、これは以前からずっとなんだけど、やっぱり自分と世界との間に一枚分厚い膜が張られているような感覚が消えません。何を見ても聞いても、無反応っていうか、レスポンスを返すのがとても億劫です。人と話すのもしんどいし、身体もあんまり動かないし、小説も書けないし、そんな状態が自分でちょっとこたえます。どうやって元気になるんだろう?って、思ってるところです。だけど天気だけは最近よくて、そろそろ富山でも桜が見ごろです。

 

きり