きりばな

きりとはなえの交換日記

3月28日

うっかりしていたら日付が変わってしまいました。こんばんは。

遅いなんてなんにも気にしないで。書けるスピードで書いていきましょう。私はたぶんどちらかというと筆まめな気質なので、早いとは思うけど、きりさんがそれに合わせなければいけないわけではないからね。気軽に続けれればいいので、大丈夫よ。

 

プロでもないのに本を出すってなんか不思議な行為だよね。よくわかるよ。でも、やっぱり自分の作品が本になるって嬉しいし、せっかく書いているのだから読んでほしいと思う気持ちは持って当たり前なのかなと思う。だから、おかしなことではないよね。でも、創作畑の人たちは、おかしい人が多いし、結局自分もその中の一人ということに、私はたまに耐えられなくなる、し、そういう人とは絶対に付き合いたくないから、なんかこう、一線を画したいなっていう気持ちは常に持っているよ(笑)だから、たぶん、きりさんと同じラインにいる。

なんかこう、ひどい言い方をすると、面白くない話を書く人ほど自慢げっていうか、自分の世界もちすぎで、自信ありすぎだと思うのね(笑)そういうの、私はむずがゆくて見てるのがしんどいし、なんかこう、みんな、なんだろうなあ、プロ気取りしすぎなんじゃないかって思うし、そのくせにそう面白いのか?っていうか。面白い面白くないかっていうのは完全に好みはあるけれどね。

褒められたら鼻高々になるけれど、それはあくまで創作畑の中での話で、みんながお互いにちやほやしてる感じはあるよね。冷静な、創作畑ではない人から見る気持ちを忘れたくないし、そういうしがらみで言いたいこと(きつい感想とか)言えなくなるのは嫌だから、私は絶対にそういうイベント関係でフォローしないようにしてるし、創作のことばっかつぶやく人も絶対にフォローしないようにしているよ(笑)疲れるもん。みんな、書くということを、なんだろうなあ、誇りすぎだと思う。すごいと思いすぎだと思う。楽しんでいるんだろうけど、ドヤ顔が鼻につくよ。私は。私の「書く」というスタンスと、彼らの「書く」というスタンスの違いだとも思うし、自分はあの人たちのように「書く」ことは楽しめてないのと思うんだけどね。

どう?私の方が性格悪いと思うんだけど(笑)だから、イベント出るのも結構嫌だなと思うときはあるけど、やっぱり自分の本は愛おしいから出るよね(笑)

 

書きたいことが浮かぶうちは、書けるだけ書けばいいと思う。そうして、生きながらえて、また書いていって。きりさんの文章を待つ人は、少なからずいるのだから。プロでもアマでも、続けられるなら続けるといい。10年続けばそれは才能だって、有名な作家さんが言っていたよ。ありったけ悩んで、ありったけの言葉を使って、きりさんはきりさんの、欲しいものを掴んでほしい。また一つ、ステージが変わればきっと見えてくるものもあるよ。今は少し、流れが停滞しているときであって、また、緩やかに動き始めると思う。好きなものは、きっと、大丈夫、どんな形であれ残る。私はそう信じてる。下読みも、私で良ければ手伝わせてね。

 

ある友人が「大事な悩みは大事な人には話せない。それは、大事な人についての悩みだから」って言ってたのをふと思い出したよ。人間関係って、少しヒビが入ると本当に急にばりーんとくるね。一度ヒビが入ると、直ったように見えてもヒビが入った痕は残っているから、私はいつもそのひきつれに躓いちゃって、一度関係がぎくしゃくすると、よっぽど自分が大好きな相手ではないともとに戻れない。そうしてじわりじわりと疎遠になるかも。あと、無理だと思うと白黒つけたいタイプなので、すぐに切っちゃうな。ぐだぐだと遠慮しながら続くのも嫌でね。

そうか、きりさんは頭の良い人(というか勝手なイメージで頭が切れる人)がタイプなのだね。未練とかはない?「女の恋愛は曲がりくねった道で、男の恋愛は一本道」って聞くんだけどさ、女の人は曲がりくねってるから過去の恋愛を振り返っても元彼は見えないんだって、だけど、男の人は一本道だから過去を振り返ると元カノのことは全部見える(思い出せる)ってことらしいんだけど。そうか、別れて特別になるってなんか不思議。私は今まで付き合った人(といって全然いないけど)とはもう音信不通だ。大体、私が一方的に「無理」って言って別れてるから、そうなのかもしれない(笑)一瞬にして冷める瞬間が多くてさ。友達には「じゃあなんで付き合った?」って言われる。こっちが聞きたい!ってよく思うし、私は恋愛っていうものにあんまり向いてないのかなーとよく思ってた。だから、今の恋人と5か月も続いてるのが奇跡みたいで。大袈裟なと言われるかもしれないけど、本当に、大切にしなきゃって思ってるところ。

私はあんまりないんだけど、きりさんは結婚願望ってある?

そうだな~同じ職場だからすぐ傍にいて嬉しい反面、内緒にしてるから迂闊に色んなことを話しかけられなくてね。もともとよくしゃべってた方なんだけど、なんか疑心暗鬼になっちゃって前ほど喋れなくてね。しかも、顔色わかるから、逆に気になっちゃうんだよね。「なんか悩んでるのかな」と思い始めるとなんかずっと気になっちゃってさ。ちょっと疲れるよね。幸せな悩みかなあ。バカだなあとは思うんだけどね。いい年こいて、毎度毎度、いろんなことが初めて。

土曜日は二人でちょっともめごとがあって大泣きしたあと、夕飯を彼の家で作って食べました。白菜と豚肉の蒸し煮と、玉ねぎのナムル、ニンジンと大根ときゅうりのサラダ、大根と玉ねぎのお味噌汁。あんまり料理じゃ上手じゃないけど、彼は舌がバカなのでなんでもおいしいと食べます。バカです。

日曜日は高校の後輩二人とご飯を食べました。鶏ささみとアボカドのサラダに、明太子のクリームニョッキ、タコのアヒージョ、キッシュ、ソーセージの盛り合わせ…いちごのシャーベットがとてもおいしかった。自家製のチャイもおいしかったなあ。でも、もう歳だな、胃がぱんぱんで、二時間も三時間も経つのにまだ眠れそうもありません。

 

そう、そして、先日書きそびれてしまったのだけど、合作のお話とても嬉しいです。

冷静と情熱のあいだ、みたいに、主人公二人をそれぞれ書きあっても面白そうだよね。なんとなく妄想。ゆっくり、ゆっくり、育てて行こう、二人で。

 

長々ごめんなさい。いい夢を。

 

はなえ