きりばな

きりとはなえの交換日記

4月24日

きりさんこんにちは。

すっかり春めいてきて、今日はむしむしと暑い空気でした。これからの夏を思うと本当に嫌な気しかしません。汗をどばっとかいてしまうならいいんだけど、じわじわかくのが苦手です。化粧落ちるし…(笑)今思えば、きりさんと名古屋を散策したのは暑い日でしたね。よく歩きました。

 

震災のときは、家が倒壊するとかテレビで放送されるレベルの被災ではなかったので余裕があったかもしれないけど、心配のメールや電話がかかってくるのはとても心の支えになったから、迷惑がる人はいないと思うな。私は被災してどうにか交通手段が復旧してからすぐに実家に戻ってきました。実家はもちろん無事だし、平穏な春休みって感じで不思議だった。テレビで津波の映像を見て病んでしまう人がいるっていうのもうなずける気がしたよ。

 

後輩は不思議だよね。少し歳が違うだけや、入った年が違うだけで片方がえらい顔をして片方が下に出たりとか、教えてもらうとか教えを乞うとか。人生経験は違えど同じ人間なのになあ、と、突拍子もなく考えます。でも、案外みんな後輩との付き合いって苦手だと思う。教えるって本当に大変だし。意識しすぎなのかもしれないけど、自分ではない人間に説明するのは難しいよ。私は、少し前まで一緒に仕事をしていた男性の先輩とめちゃくちゃ折が合わなくて、よく泣いてました。先輩も、異性の後輩っていうものが私が初めてだったようで、付き合い方を考えあぐねていたんだろうね。今はとっても仲よしなんだけど。私も人の目はすごく気になる。あ、今、伝えるのを諦めたなとか、お前に聞いてるんじゃないとか、それを聞きたいわけじゃない、とか、そういう顔をしてるって思う。中途半端に気遣い屋だから、できるだけそういう顔をさせないように気を付けてるんだけど、途中で「えーいお前のことなんぞ知るか!」と投げやりになって、でも、やっぱり最終的に「私が悪かったのか」となってしまって自己嫌悪が止まらない。調子の悪いときは。普段はそんなに落ち込まないんだけど、タイミングとかもろもろあるね。

きりさんは確かに年下に好かれそう。何でも決めてくれそうな感じがするし、それこそきりさんは聡明なので、すんなり教えてくれるように思える。本人がどう思っていようと、教え上手なんじゃないかな?

 

自分の考えを肯定したくて書く、というのは興味深く思いました。書くことでそれは肯定される、ということ?もしくは、それは、人に読んでもらって共感されるとこまでを含むのかな。何のために小説を書くか、っていうのは人それぞれなんだなあと改めて。

人を見下すのは絶対ある、だって、自分の文章が上手いと思っていなかったら本にしないでしょ、どんな人も!…たぶん(笑)いや、べつに自分の文章をうまいと思っているのと、人を見下すのは別問題か。すみません(笑)

 

荷物の運び出しお疲れ様。新刊の表紙、とても美しかったね。表紙を描いてくれる作家さんがいるのはとても素敵なことだし羨ましいと思います。東京文フリ行けるといいな。夏火もまだ買えていないし。友達に付き合ってもらおうかな!

今は会社の寮だったっけ。雰囲気を変えるために本当に一人暮らしをするのはいいかもしれない。私も一人暮らししたいな。

 

父も母も姉も私が小説を書いていることは知っています。たまにイベントに出ていることも。姉は東京に住んでいるので、一昨年の東京文フリには買いに来てくれたこともある。母と姉には書いた本を読んでもらったりするんだけど、父には渡せないな。なんだか。母の方に心を許している、というのとはまた違う気がするんだけどね。私の中で父というのは不動の恐怖で絶対的な存在なんだよね。たぶん。なんとなく。好きとか嫌いとかいう感情では家族は語れないと常々思うのだけど、父はまた特別で、きりさんと同じってわけじゃないけど憎しみと愛しさみたいな相反する感情がすごい激しく混ざり合っている。気がする。父も小説を書いていることは知っているのだけども、「はなえはまだ小説を書いてるのか?まだやめないのか、腹の足しにもならんだろ」と言うし、課と思えば「書いてるなら作家になるぐらいの気概を持て」とか言ってくるのね(笑)私はそのたびに醜くて恐ろしい呪詛を心の中で唱え続けているよ。あとは単純に小説を読んでいる姿をとんと見かけないので、あんまり興味がないんだと思う。新書とかムック本とかはよく読んでるみたいだけど。いつか父のことを小説に書きたいとは思っている。

 

腫瘍のこと、なんか心配させてしまって。ありがとう。おそらく良性なんだけど、結局薬の関係でMRIができないからはっきり断定できないみたい。細胞検査が早いんだけど、万一悪性だった場合に細胞をとった針が他の部分について転移なんてことになると厄介だから、暫く薬を使わないCT検査で様子を見るんだって。本人に自覚症状はないし至って健康だから大丈夫だと思う。ありがとう。

きりさんの方は体質改善は地道に続けなければいけないし、大変ですよね。

 

メゾン・ド・ヒミコ」、気になっているのだけど全然機会がなくって。今度借り手来よう。邦画って中々食指が伸びなくて。今、見たいなあと思うのは邦画だと「少女たちの羅針盤」。そういえば「レヴェナント」が公開になったね。きりさんはもう見に行ったかな?私も今度見に行く予定です。

昨日はデヴィット・フィンチャーの「ファイト・クラブ」を見ました。見たことありますか?評価は分かれると思うんだけど、映画評を書いている人は総じて高い評価みたい。私は正直「??」ってなってしまって、あとからネットで解説を読んでたけど(笑)とりあえずブラピがかっこよかったので良しとします。

 

はなえ

4月21日

はなえさん、こんばんわ。

 

熊本の自身、本当にひどいですね。震度7が2回も来たなんて信じられない。きっと想像もできない怖さとか、しんどさがあるんだろうなって思う。今日で1週間が経つけど、余震とかおさまる気配もないですね。twitterでいろんな人が東京文フリでの売り上げを寄付するって話をしているけど、わたしも少しだけでもやろうかなあと思っているところです。寄付も街頭の募金くらいしかしたことなくて勝手がわからないのだけど、まあとりあえず、しかるべきところに振りこめばそれなりに役に立つ使われ方をしてくれるでしょう...。

東日本大震災のときは、わたしは部活をしていました。神戸はまったく揺れなくて、誰も地震があったことに気付いてなくて、わたしは親からのメールで知りました。でも部活のみんなは練習が終わるまで全く知らなくて、あんな未曾有の大災害が起こったのに、知らないひとは知らないままで終わっていくこともありえるんだなとそのとき思いました。あのときも、公演のチケット売上を募金しようとかそんな話になったような気がする。わたしはちょうど仙台に進学した友達が何人かいて、地震が起きた日はとにかくその子たちにメールをしまくった覚えがあります。小学校からの、すごく仲が良かった子も仙台にいたりして、その子と連絡がついたときは本当にほっとした。今思えば、メールって受信するだけでも電池を消費するから被災地の人のことを思えば安易に連絡はしない方がよかったんだろうけど、なかなかそうも思えないよね。はなえさんも被災されたとのことで、さぞ大変だったことだろうなと思います。わたしはそういう被災体験をほとんどしたことがないので、想像の世界でものを言うしかないんだけど、やっぱり水も電気も大事だと思う。そのうちの電気の方をわたしは仕事にしているわけだけど、やっぱりそういう、人の生活にとってなくてはならないものに関わりたいなと思って仕事を選んだふしもあるので、それはつくづく実感します。

 

後輩、苦手ですよね。わたしも先輩と一緒に仕事してる方がはるかに楽です。なんだろう、わたしは昔から「自分よりものを知らない人」にものすごく抵抗があって、だから好きになる男の人も絶対自分より頭のいい人、自分ができないことができる人だったりするんですよね。あと、「教える」っていう行為がすごくだめ。なんかもうどうやって説明したらいいのかもわからないし、フォローの仕方もわからないの。だけどこんなわたしでも昔から後輩には好かれることが多くて、嬉しいんだけどいつも困ってた。なんでだろう、弟がいるから年下には慣れてるはずなんだけど、他人で年下ってなると急にどうしていいかわからなくなってしまう。いい格好しなきゃ、頼れる存在でいなきゃと思って無意識に張り切っているのかもしれません。だけどそうなるとはなえさんの言うとおり、いつもの自分と張り切ってる自分との間でギャップができてしまって、疲れてしまうよね。後輩が好きな人はどうやってコミュニケーション取ってるんだろう?わたしの男友達に本当に誰とでも仲良くできる人がいて、後輩も大好きで家に呼んだりする人がいるんだけど、本当に不思議。意味がわからない。笑 まだまだ自分に主体性が足りないってことなのかも。教えるっていう行為も自分に主体性がないとつとまらないものであるような気がするし。社会人としてまだまだ未熟です。わたしも。

わたしは、いつも人の目が気になります。自分に感情がたくさんあるっていうよりかは、いつも人の顔色を見ながら行動しているところがある。いちいち今先輩が嫌そうな顔したとか、あ、今わたしのこと諦めたなとかそんなことばかりが気になって、仕事自体はそんなに忙しくなくても一日が終わる頃にはどろどろに疲れてる。それで帰り道に今日は先輩がこんな感じだったあんな感じだったと思い悩んで、ため息つきながら帰るって感じ。人の目が気になるのは昔からで、こんなことばかり考えながら生きてきたような気がします。もっと自信を持ちたいなあ。

 

東京のコミティア、行ったことがあるんだね。いいなあ。わたしも行ってみたい、けど怖いから行けない。笑 関西コミティアも規模はけっこう大きいです。ビルの中のイベントスペースで毎回やってるんだけど、あんだけのサークルがよく入るなってくらいひしめきあってる。最近はとうとう入り切らなくなって抽選になったりしてるみたい。twitterで受かった落ちたの話をたくさん聞きました。でも、関西コミティアも一般参加の方がたのしいと思います。自分が絵を描く人間でないと、あのイベントはぜったいサークル参加は向いてないと思う。笑 

プロットは、書くっちゃ書くし、書かないっちゃ書かないって感じかな。一応思いついたことを書きとめるノートは持っていて、何か少し長いものを書くときはそれにまずつらつらと書いてから本番を書くようにしているんだけど、でもプロットと呼べるほどまとまっているわけではなくて、頭の中を整理するためだけにあるような感じです。だからわたしも書きながらよく行き詰るよ。そのときはまたノートの方に戻ってあれやこれやと書いて、なんとなく頭の整理をつけて、またパソコンに戻るって感じ。台詞しか書かないときもあるし。キャラクターの名前は、わたしはいつも知人の名前から拝借しています。笑 それか、ぱっと降ってきた名前を使うかな。あんまり思い悩むことはないかも。わたしは小説の中の情景はだいたい映像で思い浮かんで、なんかテレビを見てるような感じで、それを文章に落とし込んでいくようなスタイル?で、そこにふだん自分の考えてることや思ったことを当てはめていくような作業をしています。わたしも本質がどう、ってよりかは自分が感じたこと、考えたことがすべてなので、なんか小説があらぬ方向に向かうことは往々にしてあります。結局自分の考えを自分で肯定したいから書いてるから、自分が考えもしないようなことには最初から興味がないんだと思う。

わたしは逆に、近代の文豪と呼ばれる人の小説をあんまり読んだことがなくって、小説に対する崇拝っていうのも薄いかもしれない。小説自体は小学生の頃から書いていて、昔からの自己表現の手段という風にしか見ていないふしがあると思います。だから小説に対する崇拝の念があるっていうの、ちょっとぴんとこないんだよね。わたしとはなえさんではギャップがあるね。笑 でも、書いてる年数が長いからかもしれないし、単に自分のことが好きなだけかもしれないけど、けっこう人を見下したりするなあわたしは。「その程度の文章しか書けないで何ゆってんの?」とか「そんな浅い思考でよく物書きとか言ってられるな」とかはしょっちゅう思ってる。笑 言わないだけで、本当はみんな思ってるだろ!と、思いたい...。でも、誰だって自分の書いたものがいちばん面白いって思ってるよね、きっと。

東京文フリ、来れるならぜひ会いたいな!去年の名古屋旅行以来会ってないですもんね。都合がつくならぜひぜひ。はなえさんの出店がなくてちょっとしょんぼりしましたけど、また大阪文フリとかは遊びに行けると思うので、そこでばっちりはなえさんの本を買いたいと思います。本当に、読むのがたのしみでしょうがないです。

 

昨日と今日で、母と一緒に大阪に帰りました。部屋の掃除をしたかったのと、新刊の届け先を大阪の方にしちゃったので、それを受け取りに。新刊は無事にできあがってました。今回紙にもちょっとこだわってみたりして、表紙も箔押しとかやってみたりして、ちょっとお高くついてしまったのだけど、でもやっぱりハコを開けて自分が作った本と対面するときのわくわくとかどきどきはかえがたいものがあるから、やっぱり作っちゃうんだろうなあと思う。母もわたしが小説を書いていることを知っていて、今回文フリっていうイベントのことも説明してみたりしました。親に自分のやってることを正直に話すのって不思議なかんじ。イベントには中学生の頃から参加してるけど、本当にわかってもらえたのははじめてでした。はなえさんはご両親に小説を書いていることを知ってもらってたりしますか?わたしは母には言えるけど、父にはなかなか言えません。なんでだろう。母の方が心を許してるからかな。わたしの父はわたしが中学生の頃からずっと単身赴任をしていて一緒にいる時間が短かったので、未だにどう接していいかわからないところがあります。でも、実は父もわたしと同じ会社に勤めていて、わたしが今の会社を選んだのも父の影響が大きいところがあったので、なんだろう、相反するものがわたしの中にあるような気がする。笑 両親との距離の取り方はわたしにとっていつも課題です。もういい大人なのに、アダルトチルドレンなのかなわたし。笑

そんな感じで、大阪では自分の部屋の掃除と文フリ荷物の運び出ししかやらずに終わっちゃいました。運び出してきた荷物が重すぎて宅配搬入しろと母に言われた。笑 まさか母にそんなことを言われる日が来るとは...。でも久しぶりの大阪はやっぱり人が多くて活気もあって、楽しい街でした。来月もまた帰ると思うけど、近々引っ越しをしようと思っていて、来月はちょろっと物件とか見て回ろうかなとぼんやり考えています。引っ越して、猫を飼おうと思うんだ。それが今のわたしの夢です。

 

肝臓にちょっとした腫瘍って、大丈夫?良性ですか?摘出とかそういう話になっちゃう感じですか?心配です。病院通いはいろいろエネルギーもいるよね。行くたびに先生と話さなきゃならないのがわたしは億劫です。でもそんなことを言いつつわたしは結構すぐ病院に行くんですよね。何に関してもぜんぶ薬で押さえつけようとします。だからいつも飲んでる薬の量がすごいことになる。あんまりいいことではないかも。

 

昨日は晴れていたけど、今日と明日は雨みたいです。魚津もだいぶあたたかくなってきました。朝と夜はまだ冷えるけど、日中は何もしなくても過ごしやすいです。

最近は映画ばっかりみてます。最近観た映画でおもしろかったのは「メゾン・ド・ヒミコ」かな。少し古い映画なんだけど、オダギリジョーがとにかく美しいです。ゲイ役です。笑 機会があればぜひ。

 

きり

4月16日

きりさんこんばんは。

熊本の地震、すごいね。あんまりテレビを見ない私でもわかるレベルのニュースなのですごいんだろうなと思っています。どうしても他人事になってしまうけど。

5年前の東日本大震災のとき、私は茨城にいて、テレビで放送されていたレベルではないけれど被災しました。自分のアパートの電気もつかず水も出なくて、夜はとても寒くて、不安だったのを覚えています。どうにか電気は生きていた友人のアパートにみんなで集って生活していたよ。あたたかいご飯やあたたかいお風呂のありがたみって、やっぱりなくならないとわかんないんだなって思った。テレビの液晶が割れていたのに気付いたのは、電気が通って部屋の片づけがようやく終わった頃だったなあ、と、なんとなく思い出しています。

人事はそうだね、担当替えだったので、私が以前の仕事に戻ることはないなあ。後輩、私もすごく苦手だよ。教えるってことが苦手で、難しいよね。今の後輩は懐いてくれるけど、そうなると、必要以上にお姉さんぶらなきゃいけない気がして、また、自分と現実の乖離にうわああってなってしまう。年上の人と、なんだかんだ言いながら仕事してる方が楽だな。あんまり自主性がないので、言われた仕事を性格にこなす方が個人的には楽チンだ。駄目だな、社会人としての自己実現は難しいよ。

きりさんの仕事は、前に会ったときに少し話していたけど、調整ごととか気を遣うことが多そうで心労も重なるよね。私は企業ではないから、法律に守られて仕事をしている分、法律で定められた以上のことはできなくて、不思議な仕事だ。といいつつ、きりさんのとこも半官半民みたいな感じかなあ。社会人として、私はどこか致命的に足りない気がしている。……自分に足りないもの、って、なんだろう。言ってみたもののよくわかんないけど、やっぱり足りない!と思う気持ちはある。

私は、たぶん、感情があまりにも強すぎて仕事の邪魔ばかりするよ。好き嫌いの話もそうだけど、あの人と仕事したくない、お願いしたくない、課長が暇そうに話しかけてくる、この人私の言うこと全く信用してない、後輩が嫌そうな目をした、とか、そういう気持ちがどんどん溢れてきてしまって、一日仕事するのがよくしんどい(笑)

うーん、理性が足りないのかな(笑)男性の先輩にそういう話をしてたら、男は結構割り切れちゃうけどな、と言ってた。どうなんだろうなあ。とか言いつつ、男性の先輩はよく機嫌悪くなって私に八つ当たりしてきたんだけどね?(笑)

 

名古屋コミティアは、うーん、出展者も来場者もコアな人が多いイメージだった。まあ、文学フリマとかも一緒っちゃ一緒なんだけど(笑)私は完全にやる気をなくして行ってたから余計に浮いていただろう。一応ジャンル分けはされていて、文芸もあったし、それなりに足を止める人はいたんだろうけど、私のやる気のなさと浮き具合は半端なかったに違いない(二度言う)。確かにコミティアは一般参加が楽しいね!東京のコミティアは一回行ったことあって、すごく楽しかった。めちゃくちゃ賑わっていたし。東京のコミティアは一般参加でまた行ってみたいな。関西コミティアは規模ってどんなもん?けっこう広い?行ってみようかな~

キャラ語りは私にとってかなりハードルが高い、というか、私はプロットを書くことが全くないのでキャラクターの作り込みみたいなのが全くできない。こういう人!とかこういう過去を背負ってる!とかぼんやりは考えるんだけど、作りこんでしまうとそこばっかりを書こうとしてしまって話が進まなくって、大体ダメになることが多いかもしれない。プロットって書きますか?私は書きながら話を作っていくのでよく矛盾してるよ。致命的すぎる(笑)。そんで、キャラクターの名前を考えるのがすごく苦手。話を書きたいのに名前が決まらないからすごく苦痛に感じます。どこにでもいそうでゴロのいい名前を考えたいんだけど毎回躓いて泣いています。最近、書いてないけどね。

物語の全体がどう、というのはすごく気になるし、日常で自分が感じた感情を書きたいから書くのだけど、だから、雰囲気小説になりやすいかなあ。雰囲気で生きてるってことなんだろう。本質わかってないって言うか。本当に本当に頑張って純文学を書いてみたいと思うけど、本質わかんないから難しいな~

小説に対する態度、というか、こう、近代文学(について全然詳しくないけど)を意味不明に崇拝しているきらいがあるから、小説を神聖なものとみすぎてるのかもしれないかも。私はね。夏目漱石とか芥川とか川端康成とかなんだけど、文学ってものが本当に崇高だと思われていてすごいと思うの。そういうところに私も寄せて行きたいんだけど無理だね(断言)。ポップではなくて、ただ、シンプルな言葉でシンプルな私の真理を書きたいんだけどなあ。所詮雰囲気女なので…。あと、ポップな感じだけど太宰治がすごく好きです。

と言う感じで崇拝してるので、創作で「物書きです」とか言う人が許せないんだと思う(笑)お前が書いてるものと私が書いてるものは違うやい、っていう選民思想(?)があるのやも…おこがましいなあとは思ってる!思ってるんだ!

 

東京の文学フリマ、人が多いだろうから気を付けて行ってきてね。私は出店は見送ることにしました。大阪文フリは出るつもりだけど。東京にはいるので、一般参加するかもしれないので、そうしたらちょこっと遊びに行きます!

自律神経失調症かな?実は私の友人も、今、自律神経をおかしくしてしまって仕事を休んでいるところだよ。

3か月延長でお休みするのだね。心が元気がないときって何をしても他人事のように感じたりしちゃうし、実際に自分ではなく周りが話を進めてしまっていたということなら余計によくわかんない風になってしまうね。きりさん自身にとってはよく休むことは大事だけど、社会人としての目を持っていてちゃんと責任感もあるから、また少し負担がかかるよね。しかし、これまた無責任かもしれないけど、これからまだある社会人生活のうちの、3か月だよ。そして、人生、長い目でみたら、全然、長くないと思うけどな、思うから…こういう物言いがまたしんどくさせてしまっていたらごめんね。

 

大きい飲み薬は本当大変だよね!私、小さい頃から粉薬が飲めなくて。もらった粉薬を市販の服薬用カプセルに移し替えて飲んでいたの。でも、そのカプセルすごく大きいし、粉薬も量が多いからカプセルの数もかさんで行ってしまって。飲むのも大変だし、そんな量の薬を飲んでいる自分、っていうのがまたなんかしんどかった。

私は少し前にやった人間ドックで引っかかって最近病院通いをしています。肝臓にちょっとした腫瘍があって、CTを一度とったんだけど、そのときに使った薬でアレルギーが出てしまったのでCTもう使えない!ってなってしまいました(笑)薬使わなくてもできるっちゃできるんだけど、あんまりはっきりは見えないみたいで。でも先生が「検査で死ぬのは嫌だよね~」ってさらっと言うもんだから私もへらへら「いやですね~」って喋ってきました。月に一回は行っているのだけど、病院って行くだけでなんか生気吸い取られる。

私もきりさんも人のこと言えないけど体は資本だから大切にしないといけないよね(笑)

 

姉妹モノ、兄弟モノってすごく面白そう。ふつう(?)のやつ書こう。

そう、ちょっと話戻るけど私はキャラクターの設定とかができないからBL書けないんだって思いました。

 

日中は温かいのに夜は寒いね。魚津は寒いですか?

今日は一日仕事をしようと思ったんだけど電池が切れて午後には帰り、ケーキを買って恋人の家で食べました。あったかい~って言いながら昼寝してたんだけど、気付いたらめちゃくちゃ寒くて若干風邪引いたかも。

 

はなえ

4月13日

はなえさん、こんにちは。わたしも少し日が開いてしまいました。

 

新年度、大変ですね。その場繋ぎ的な人事は、短期のものではなくて?今がたまたま手が回ってないからはなえさんが入ったってだけで、仕事が回るようになればまたはなえさんももとのお仕事に戻れたりはしないのかな?そんな単純なものではないのかな。何にしても、そういう板挟みになるのはしんどいですよね。わたしは今の部署にはまだ後輩は入ってきてなくて、まだ仕事上での後輩付き合いっていうのがどんなものかを知らないままここまで来ているんですが、さぞ難しいんだろうな...って思ってます。わたし、昔から後輩という生き物がすごく苦手で笑、中高生だったときの部活でもどう接していいかわからずにつっけんどんな態度ばっかりとってきてたので、はなえさんの立場を想像するだにわたしはおそろしいです。はなえさんも適度にガス抜き、してくださいね。それこそ、恋人さんとかとたくさん時間を過ごしてください。

 

創作の人たちの自分に酔う、っていうのはわたしもどうしても客観的に「うわ、痛いな」という風に見てしまうのでだめです。でも、はなえさんが言うようにこの界隈(笑)では酔ったもん勝ちなところがあって、それにどれだけ同調できるかっていう風潮があるような気がします。酔うときはみんな一緒に酔わないとだめなんでしょうね。わたしはそういうのが嫌で、創作のことはtwitterで話したくないというのが正直なところですが、たまにまあいいかって感じでしゃべったりもする。本当は文フリの宣伝とかも気が引けるんだけど、でも宣伝したもん勝ちだし、手に取ってもらうためにはちょっと馬鹿になって自分に酔わないと、もしかしたらこの宣伝でわたしのことを知ってくれる人がいるかもしれないし...というジレンマなんですね。

キャラの話するのは自分に酔ってる例の最たるものだと思いますね。笑 誰もそこまであなたの創作のウラ話なんて興味ないよ...誰に向けてそれは発信してるの...自分がそこまで他人に影響力あると思ってるの...という目で見ています。性格が、悪い!でも、はなえさんの小説はキャラがどうとかっていうよりも、その物語がどうなのかっていうか、はなえさんは小説をもっと全体で捉えているような気がします。だからキャラの話はむしろしづらいだろうし、わたしはそれが小説を書くうえであるべき姿なんじゃないのかなって思ってます。はなえさんは、自分の世界じゃなくて、小説っていうものそのものを愛しているような感じ。だからすごく純文学だなあと思うし、日常の中にある些細なことひとつひとつに目を向けて、それを丁寧に拾い上げていくはなえさんの作業には脱帽します。わたしもそんなふうになりたいけど、わたしはまだ自分のキャラがどうっていう話もしたいし、だから小説がっていうよりは自分の世界を愛してるっていうところから抜け出せていないなって思います。わたしははなえさんの小説に対する態度がすごくいいと思っています。

そうそう、名古屋コミティアおつかれさまでした!地方のコミティアはやばいってどんな感じにやばいの?笑 わたしも今大阪にいれば名古屋まで遠征してはなえさんの本を買いたかったです。でも、わたしも関西コミティアに一回出たことがあるけど、やっぱり文芸畑の人は蚊帳の外っていうか、お呼びじゃないよ感はすごくあるなと思いました。やっぱりイラスト島の方が活気もあるし、文芸島に来る人がそもそも少なかったです。居心地の方も、なんとなくそわそわして落ち着かなかったし、わたしもコミティアは当分出なくていいかなっていうかもう出ないかなと思ってるところ。あのイベントは、やっぱりイラストとか漫画で活気づくべきイベントだなって感じです。一般参加の方が正直たのしい。東京のコミティアだとまだ文芸畑の人もたくさんいるのかな?でも東京だとまず規模がおかしいから、やっぱり怖くて行けないなと思います。笑

 

そうそう、先日、両親のすすめでかかっている病院があって、そこで血液検査をしてもらいました。そうしたらいろんなビタミンだの、タンパク質が足りてないだの、ストレスに対する対応力が弱いだの、さんざん言われてしまいました。それで、食生活を見直して、そこから身体の回復を図ろうっていう方針で、それで身体が休まって切り替えられるのは3ヶ月はかかるとか言われて、結局さらに3ヶ月仕事を休むことになってしまいました。なんかもう...会社のことはどうするの?って感じで、今はだいぶ落ち着いてるけど、それを言われたときは結構精神的に落ち込みました。会社の人に謝るのも体力がいるし、そもそも今どうやら自律神経が慢性的におかしくて立ちくらみとか不眠とかがひどくて身体がぼろぼろ状態なんですが、こんなんで本当に復帰とかできるのかな...と心配になっているところです。東京文フリも、できればスキップしたいなとも思うんだけど、本を搬入しちゃってるから仕方ないです、行きます。笑

今は、病院から処方されたビタミンとかのサプリを毎日大量に飲んでいる日々です。このサプリがまたアメリカンサイズで一粒一粒がでかくて、飲み下すのが大変です。はなえさんも食生活には気を付けた方がいいですよ、わたしのようになってしまいます。サプリは医薬品とはまたちょっと違うとはいえ、大量に飲まなきゃならないとなるとやっぱりいい気はしないです。面倒くさいしね。

 

って、こんな話ばかりしていてもおもしろくないですね。はなえさんも自由にいろいろ書いてくださいね。あっ、そういえば、合作のお話ありがとうございます。ふたりがひとつを違う側面から書いていくの、楽しそう!男女で書いてもいいけど、ふたりとも女の子の視点から書いても面白いかもしれないなと思っています。もしくは男の子。むりにボーイズラブとかガールズラブにする必要はないと思うけど、兄弟とか、姉妹とかの関係性でもおもしろいかも。実現するかはわからないけど、言うだけただですね。

今日は夜から雨みたい。自律神経がだめになっているせいで、最近気圧が下がると馬鹿みたいに体調が悪くなります。今日はそんなのがないといいなあ。

 

きり

4月7日

こんばんは。日が空いてしまいました。ごめんね。

新年度になって、異動はなかったのだけど、担当の変更があってね。往々にしてあることなんだろうけど、今年、広報を長くやっていた先輩が異動になってしまって、仕事が回らないってことになって、急遽、元経験者の私が入ることになったの。もともと、入った当初は広報を二年やっていたのだけど、ほかの担当が回らないからって急に担当替えがあって二年やってきて、さらにまた元に戻されたよ。その場繋ぎ的な人事にすごくしんどさを感じているところ。
新人さんが入ってきたり、今年三年目になる後輩が引き継ぎの関係でパンク寸前だからできるだけ空気抜きしてあげたいんだけど、本人にもプライドはあるだろうから難しくて、新年度4日目にして限界(笑)私自身はさして仕事があるわけじゃないんだけどね。
お花見したかったけど、できなかったな。

きりさん、すごい憤ってるね(笑)そういう勢い好きだよ。
客観的に見ることが出来る分、そこ(イベントとかTwitterとか)にいる自分にも冷静になってしまうね。あれだよね、厨二病みたいなものだと思う。創作、って、自分の世界にどれだけ酔えるかみたいなとこあるから。どんだけ馬鹿になるか、って感じかな。酔ったもん勝ち、というか。私はそうなりきれなくて、自分の書いたものにめちゃくちゃな思い入れがあるかというとあまりないかもしれない。登場人物とかも。思い入れを持つことが寒いことだと思ってしまってるのもあるかもな。書く時にどこに重きを置くか、なのだろうなあ。
そういえば、先日名古屋コミティアに出てきたけど、地方のコミティアってやばいなと改めて思った(笑)文学フリマは、ほんとうに文字がメインだから、どっちかというと居心地も悪くないんだけど、コミティアはそれこそ、創作畑の集まりだから私みたいなスタンスの者が出るのは間違っていたよ……
コミティアはもう出ないだろうなあ。
きりさんの小説は、たまたま登場人物たちが男の子で、青春の光も影もともに経験した、ということであってBLとは違うのかな、と思ってる。純文学というにはエンターテインメント性も強い気がするけど、人物描写などは丁寧だからいいと思う。江國香織の「きらきらひかる」なんかは、ゲイのカップルがでてくるけど、BLってわけじゃないし、なんだろう、要素として出てくるだけだから、そこがメインではないよね。書きたい核としても。と、私は読みました。

人間関係が賭けってかっこいいね。白黒はっきりしているのはすっきりしてて良さそうに見えるけど、白黒はっきりしかつけられない、グレーゾーンを持てないっていう弱味があるよね。私はいつもそれで苦しんでるな。どうでもいい、っていう、なんだろうな、どっちでもいい、っていう枠組みがないから、好きか嫌いかで絶対に分けてしまって、嫌いに分けてしまうと、ほんとうに会話も億劫で。感情的なところはしんどいから直したいんだけど、なかなかうまくいかないもんですね。26年の積み重ねはでかい!

今は、恋とかよりも、まず、自分への愛を満タンにしなきゃだよね。ゆっくり快復して。社会復帰なんていつでもなんでもどうとでもなるよ。無責任かもしれないけれど、今は、無責任に、自分だけを愛でてあげてほしいな。

中島美嘉玉置浩二の生歌なんて羨ましい!さぞかし素敵だったでしょう。
世界との厚い膜、か。私もライブなんかに行くとすぐ目の前に好きなバンドがいるのに、テレビを見ている気になってくるけれど、きりさんは、そういう特別な場面だけではなくて、日常生活でも、そう思えてくるのかな。

今日は強い雨が降っていて、近所の公園の桜もかなり散っていました。桜は散ってしまうとあっという間にみすぼらしくて悲しいね。これからの季節、私はすごく苦手。鮮やかな緑も、草いきれの匂いも、馴染めなくて、少し憂鬱だな。
今日は、少し寒い。

はなえ

3月31日

はなえさん、こんにちは。

もう3月も終わりですね。去年の3月から、あっという間に時間が流れていったような気がします。年々、一年を感じるスピードが速く短くなっていきます。新年度に向けて、やっぱりばたばたしていますか?なんだかtwitterでも忙しそうだったから...何か、しんどいことがあったら早めに周りの人に頼ってでも、自分を大事にしてあげてくださいね。ちなみにわたしは今日も身体がだるく、さっきまでずっと寝ていました。こんな日々の連続で、本当に会社に復帰できるのか?というか、事実、お休みをいただく期間がもう少し長くなりそうです。わたしよりも親がすでにそのつもりでいるのが、なんだか変な感じです。

 

創作畑にはおかしい人が多いってこと、もう、すっごく同感です。なんかこれ、わたしが名古屋に遊びにいったときもこの話題で盛り上がったような気がしますね笑 なんだろう、みんな「書いてる自分」に酔いすぎっていうか、なんでそう自分の創作のことや書くってことに対する自分のスタンスだったりとか、飽きもせず、恥ずかしげもなくつぶやけるんだろうって思います。もっとみんな今日こんなことがあったとかこんな映画を観たとかこんな本を読んだとか今日こんなものを食べたとか、そういうことを話したらいいのにっていつも思う。そして、そういう人たちの自分の創作語りや「書くこと」談義は往々にして内容がしょうもないよね。つまんないんです。だからわたしも、そういう人たちと自分が一緒にされてるって思うと強烈に嫌な気持ちになるし、そう見られたくないなって思います。もう意地でも創作のことなんかつぶやくかって思ってる笑 でも、自分の本を少しでもいろんな人に読んでもらうためにはそれなりに宣伝も兼ねた創作語りも必要っちゃ必要なのかな...とたまにジレンマに苦しめられます。でも、いろんな人に読んでもらうといってもしょせんtwitterの中だけだと創作畑の人たちだけがターゲットになってしまうし、わたしがやりたいのはもっと広い範囲の、創作畑じゃないような人たちにも本を読んでもらうことだから、何かもうどうしたらいいんだろう?って日々感じてるところ。創作畑の人たちはお互いに作品を読み合って感想言い合ってちやほやし合ってるところはあるし、それも狭い世界だよなあと思います。いつでも、違う視点があるってこと、わたしはただの会社員でひとりの25歳でしかないってことを忘れたくないなーと思います。名古屋でも盛り上がったけど、この話はきっと尽きることを知らないね笑 またはなえさんと会ってお茶をしながらこういう愚痴の言い合いを何時間でもやりたいです。それくらい、わたしは創作畑の人に憤っている。笑 イベントに出ることも、それによって「ああこの人にもこの人にも挨拶に行かなきゃ...」ってなるのが本当に嫌です。何しにイベント来てるんだよっていう。笑 だから5/1の東京文フリが終わったらわたしもイベントに参加することをしばらくやめたいなって思ってるんだけど、でもイベントに出なかったら在庫は出て行かないから、結局何だかんだで出そうだな...でも、BLジャンルで出るのはこれが最後かなと思う。笑 はなえさんも前に感想の中で「BLじゃなくてもいい」って言ってくれてたもんね。今度からは、純文学で出てみようかなあ?って、こっそり計画を練っているところです。結局出るんだな、自分の本好きだから。笑

 

「大事な人に大事な悩みは話せない。それは大事な人に関する悩みだから」っていうの、すごくよくわかります。そのお友達、すごいと思う。結局人間関係ってどこかでいちどヒビが入ってしまうとあとは割れるしかないのかもしれないですね。笑 少なくとも、わたしの人間関係はいちどヒビが入ってしまうとその時点でアウトになってしまうところがあります。わたしもはなえさんと同じで白黒つけたいタイプに近いから、結構一方的に切ったりとかよくやります。もとに戻った友達、今までいただろうか...?ってかなり真剣に思い返さないと出てこない感じ。わたしの人間関係、毎日が賭けに近いですね。いつどっちが地雷を踏むかわかんない、そして踏んでしまったからにはもう離れるしかない、みたいな。笑

別れた恋人への未練は、今は全然ないです。女は上書き保存、男は名前をつけて保存ってよく言うけど笑、わたしも今まで付き合ってきた人ともう一回より戻したいとは全く思わないな!でも音信不通になるかどうかはその人次第かなってところがあります。留学前に2年付き合った人は、別れ方が結構ひどくて、わたしが留学から帰国して、その1年間の経験があるから「なんだ、わたしひとりでも案外生きていけるんじゃん」ていう考えになってしまって、その人と付き合い続ける意味が自分の中でなくなってしまったんですね。それで、再会したときに「これからどうしたいの?」って聞かれて、素直に「しばらくひとりでいたい」ってことを伝えたら彼がブチ切れてしまって笑 なにを1年外国に居ただけで自分が成長したような気になってんの?みたいなことを延々と言われ、わたしはひどく傷ついてしまって、でもそのおかげでああそんなこと言うんだったらもうこの人とはいいやってあっさり未練も何もかもなくなって別れることができたかな。その人とは今は音信不通です。そんなひどいこと言う人とはもう何も話すことはないので。その次に付き合った彼は浮気疑惑があってわたしの方から別れてしまったんだけど、この時は結構わたしの方に未練がありました。でも、そのあともう一回会ってきちんと話して別れたら、大泣きしたけどすっきりした。だから今でもふつうに連絡取るし、会えば話します。また友達に戻ったような感じですね。でも、この人とは付き合うっていうのではなく、友達って関係でいるのが一番いい形のような気がしています。だから、あるべき姿に戻ったなというか、そんな感じ。

そうかー、近ければ近いでいろんな悩み事があるのですね。それは内緒にしてるからそうなんじゃないかな。職場公認だったら、あんまり疑心暗鬼になることもないと思いますけどね。だけど難しいよね、いざ周りに打ち明けるとなるといろんな心のハードルがあるだろうし。でも、顔色が気になっちゃうって、はなえさんすごく優しいんだなって思う。わたし、本当に人の気持ちがわからないので笑 付き合ってたときも、顔色気にはするけど何かしてあげようって思ったことないかも(笑...いごとじゃない)彼の顔色に一喜一憂したりとか、ああ、恋愛だなあって思います。わたしはもう数年そんな気持ちを感じていないので、うらやましいような懐かしいようなです。あと、結婚願望はあるにはあるけど、でもひとりが好きとも思うので、このまま結婚せずに人生を終えそう。笑

 

一昨日に、ビタミンの点滴を受けたあと、親がチケットを取ったコンサートに行ってきました。ビルボードクラシックコンサートっていう、オーケストラの伴奏と歌手という形でした。本当は両親が行くつもりでチケットを取ってたんだけど、父の気が急に変わり、わたしと母で行ってきました。なんと最前列!歌手が目の前で歌ってるのを見て、ああやっぱり芸能人はすごいな顔がちっちゃいなと笑 しみじみ感じました。中島美嘉とか、玉置浩二とかが出演していました。でも、これは以前からずっとなんだけど、やっぱり自分と世界との間に一枚分厚い膜が張られているような感覚が消えません。何を見ても聞いても、無反応っていうか、レスポンスを返すのがとても億劫です。人と話すのもしんどいし、身体もあんまり動かないし、小説も書けないし、そんな状態が自分でちょっとこたえます。どうやって元気になるんだろう?って、思ってるところです。だけど天気だけは最近よくて、そろそろ富山でも桜が見ごろです。

 

きり

3月28日

うっかりしていたら日付が変わってしまいました。こんばんは。

遅いなんてなんにも気にしないで。書けるスピードで書いていきましょう。私はたぶんどちらかというと筆まめな気質なので、早いとは思うけど、きりさんがそれに合わせなければいけないわけではないからね。気軽に続けれればいいので、大丈夫よ。

 

プロでもないのに本を出すってなんか不思議な行為だよね。よくわかるよ。でも、やっぱり自分の作品が本になるって嬉しいし、せっかく書いているのだから読んでほしいと思う気持ちは持って当たり前なのかなと思う。だから、おかしなことではないよね。でも、創作畑の人たちは、おかしい人が多いし、結局自分もその中の一人ということに、私はたまに耐えられなくなる、し、そういう人とは絶対に付き合いたくないから、なんかこう、一線を画したいなっていう気持ちは常に持っているよ(笑)だから、たぶん、きりさんと同じラインにいる。

なんかこう、ひどい言い方をすると、面白くない話を書く人ほど自慢げっていうか、自分の世界もちすぎで、自信ありすぎだと思うのね(笑)そういうの、私はむずがゆくて見てるのがしんどいし、なんかこう、みんな、なんだろうなあ、プロ気取りしすぎなんじゃないかって思うし、そのくせにそう面白いのか?っていうか。面白い面白くないかっていうのは完全に好みはあるけれどね。

褒められたら鼻高々になるけれど、それはあくまで創作畑の中での話で、みんながお互いにちやほやしてる感じはあるよね。冷静な、創作畑ではない人から見る気持ちを忘れたくないし、そういうしがらみで言いたいこと(きつい感想とか)言えなくなるのは嫌だから、私は絶対にそういうイベント関係でフォローしないようにしてるし、創作のことばっかつぶやく人も絶対にフォローしないようにしているよ(笑)疲れるもん。みんな、書くということを、なんだろうなあ、誇りすぎだと思う。すごいと思いすぎだと思う。楽しんでいるんだろうけど、ドヤ顔が鼻につくよ。私は。私の「書く」というスタンスと、彼らの「書く」というスタンスの違いだとも思うし、自分はあの人たちのように「書く」ことは楽しめてないのと思うんだけどね。

どう?私の方が性格悪いと思うんだけど(笑)だから、イベント出るのも結構嫌だなと思うときはあるけど、やっぱり自分の本は愛おしいから出るよね(笑)

 

書きたいことが浮かぶうちは、書けるだけ書けばいいと思う。そうして、生きながらえて、また書いていって。きりさんの文章を待つ人は、少なからずいるのだから。プロでもアマでも、続けられるなら続けるといい。10年続けばそれは才能だって、有名な作家さんが言っていたよ。ありったけ悩んで、ありったけの言葉を使って、きりさんはきりさんの、欲しいものを掴んでほしい。また一つ、ステージが変わればきっと見えてくるものもあるよ。今は少し、流れが停滞しているときであって、また、緩やかに動き始めると思う。好きなものは、きっと、大丈夫、どんな形であれ残る。私はそう信じてる。下読みも、私で良ければ手伝わせてね。

 

ある友人が「大事な悩みは大事な人には話せない。それは、大事な人についての悩みだから」って言ってたのをふと思い出したよ。人間関係って、少しヒビが入ると本当に急にばりーんとくるね。一度ヒビが入ると、直ったように見えてもヒビが入った痕は残っているから、私はいつもそのひきつれに躓いちゃって、一度関係がぎくしゃくすると、よっぽど自分が大好きな相手ではないともとに戻れない。そうしてじわりじわりと疎遠になるかも。あと、無理だと思うと白黒つけたいタイプなので、すぐに切っちゃうな。ぐだぐだと遠慮しながら続くのも嫌でね。

そうか、きりさんは頭の良い人(というか勝手なイメージで頭が切れる人)がタイプなのだね。未練とかはない?「女の恋愛は曲がりくねった道で、男の恋愛は一本道」って聞くんだけどさ、女の人は曲がりくねってるから過去の恋愛を振り返っても元彼は見えないんだって、だけど、男の人は一本道だから過去を振り返ると元カノのことは全部見える(思い出せる)ってことらしいんだけど。そうか、別れて特別になるってなんか不思議。私は今まで付き合った人(といって全然いないけど)とはもう音信不通だ。大体、私が一方的に「無理」って言って別れてるから、そうなのかもしれない(笑)一瞬にして冷める瞬間が多くてさ。友達には「じゃあなんで付き合った?」って言われる。こっちが聞きたい!ってよく思うし、私は恋愛っていうものにあんまり向いてないのかなーとよく思ってた。だから、今の恋人と5か月も続いてるのが奇跡みたいで。大袈裟なと言われるかもしれないけど、本当に、大切にしなきゃって思ってるところ。

私はあんまりないんだけど、きりさんは結婚願望ってある?

そうだな~同じ職場だからすぐ傍にいて嬉しい反面、内緒にしてるから迂闊に色んなことを話しかけられなくてね。もともとよくしゃべってた方なんだけど、なんか疑心暗鬼になっちゃって前ほど喋れなくてね。しかも、顔色わかるから、逆に気になっちゃうんだよね。「なんか悩んでるのかな」と思い始めるとなんかずっと気になっちゃってさ。ちょっと疲れるよね。幸せな悩みかなあ。バカだなあとは思うんだけどね。いい年こいて、毎度毎度、いろんなことが初めて。

土曜日は二人でちょっともめごとがあって大泣きしたあと、夕飯を彼の家で作って食べました。白菜と豚肉の蒸し煮と、玉ねぎのナムル、ニンジンと大根ときゅうりのサラダ、大根と玉ねぎのお味噌汁。あんまり料理じゃ上手じゃないけど、彼は舌がバカなのでなんでもおいしいと食べます。バカです。

日曜日は高校の後輩二人とご飯を食べました。鶏ささみとアボカドのサラダに、明太子のクリームニョッキ、タコのアヒージョ、キッシュ、ソーセージの盛り合わせ…いちごのシャーベットがとてもおいしかった。自家製のチャイもおいしかったなあ。でも、もう歳だな、胃がぱんぱんで、二時間も三時間も経つのにまだ眠れそうもありません。

 

そう、そして、先日書きそびれてしまったのだけど、合作のお話とても嬉しいです。

冷静と情熱のあいだ、みたいに、主人公二人をそれぞれ書きあっても面白そうだよね。なんとなく妄想。ゆっくり、ゆっくり、育てて行こう、二人で。

 

長々ごめんなさい。いい夢を。

 

はなえ